この数十年間で様々な患者様より学ばせて頂いた経験をもとに食べる、飲み込む摂食嚥下について日々学んでいます。
お食事の形態、お食事時の姿勢、飲み込む時の嚥下音など、色々な原因を考え、訪問診療を行っています。
介護士様より「最近、利用者さんがムセ込むことが多くなった」
ご家族様より「うちのお父さん、最近、口の中にずっと食べ物をため込んで、なかなか飲み込まないの」など、様々な相談を受けます。
どんな些細な事でも構いません。ぜひ相談してください。
口腔機能を健康的に維持することは、健康寿命を延伸する術として疫学的に証明されてきており
私たちは訪問診療を通して、患者様の健康を維持するサポートを行っております。
口腔状態が悪いまま放置すると口腔機能が低下し、嚥下障害や誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)を
引き起こすリスクを高めてしまいます。
訪問診療では歯磨きから歯石取り、嚥下リハビリなどの診療をはじめとして、
患者様の口腔状態を良好に保つことで、
ご自分の歯でお食事を楽しめるようサポート致します。
訪問歯科は応急処置的な立ち位置である「往診」とは違い、歯科器材を直接持ち運んでの診療を行いますので、
一般的な通院と変わりのないレベルで診療が受けられます。
また、長い待ち時間でのストレスやご家族様の付き添い・送迎などの手間を省くことができ、
結果的に体力面・精神面での患者様自身の負担軽減にもつながります。
具体的な受診条件や申し込みについては下記をご覧ください。
訪問診療の受診条件・お申込みについて
【院長経歴】
小西慶孝 院長
1984年3月 東日本学園大学
(現:北海道医療大学)歯学部 卒業
1989年3月 中央歯科医院開院
2009年3月 訪問診療に着手
2023年3月 中央歯科医院を退職
2023年4月 訪問歯科診療所ひまわりを開院
つらいときは我慢しないで
私たちを頼ってください
ちょっと頑張れば、無理をすれば歯医者へ行けると考えていませんか?
実際には歩行が困難だったり、待ち時間に具合が悪くなってしまったりと
様々な理由から通院を諦めた結果、口腔状態が悪化し、付随して様々な悪影響が出てしまう方が多いのが現状です。
私は歯科医療に従事してから、通院が困難な患者様の為の口腔ケアに尽力してきました。
それは「訪問歯科診療」という、一般的にはまだ馴染みのない新しい医療形態ですが
この先の医療に必ず必要とされる診療形態です。ご本人様はもちろん、ご家族の方も、つらいときは我慢しないで、訪問歯科という選択肢を是非視野にいれてみてください。
※訪問診療時は感染予防のため
医師、衛生士共にフェイスマスク・手袋の着用、入場時のアルコール消毒を行っております。
※患者様に発熱・嘔吐など、感染の疑いがある症状がみられる場合に関しましては、訪問前にあらかじめお電話等でお伝えいただきますようお願い申し上げます。
※訪問日の変更やお時間の変更は、可能な限り事前にご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。